akimichi design nikki

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新木場

新木場の駅へ着くと甦るのは3.11の地震です。
東京ビックサイトで地震にあい、その後この新木場を経由して
錦糸町まで徒歩で移動したんです。
液状化に、人並み。騒乱した街の記憶は忘れようもありません。

この日は湯河原の改装で使う天井材を見に来ました。
銘林さんにご案内頂き、丸天合板へ。
住宅の設計で、和室を作ることは少ないですから
こうして材を選びに来るというのは楽しみなことです。

丸天さんは、無垢の天井材も扱っている東京ではここともう一店くらい
とのことで、せっかくなので高額の無垢材もみせて頂きましたが、
見事な目ものから珍品までよい経験になりました。
担当の方はすでに、宿のHPをご覧になっていてくれて
いろいろと良いアドバイスを頂きながら、いくつかイメージのものを選定します。

新木場も住宅メーカーばかりの市場と高齢化などで店じまいが多く。
様変わりしているそうです。
時代が移れば、必ず消えてゆくものがあります。
雨の来そうな曇った空の下で聞くその話にさびしい気持ちになります。

さて、この天井材でずいぶんと空間が変わるでしょうから、
仕上がりが楽しみです。
空間に艶がでるとよいのですが。

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by slowlide850 | 2015-05-30 12:46 | architecture | Comments(0)

京壁

すっかり旅行記になっていましたが、せっせと仕事もしています(笑)

確認申請の作業や他の住宅案件の設計を進めつつ。
湯河原の数寄屋旅館の改装は、残すところ4部屋となり、
それぞれ目まぐるしいスケジュールで進行しています。

さて、改装の壁は京壁です。
下塗りを含めて左官屋さんの腕を問われる仕事ですが、
小田原の左官屋さんは実にきれいに仕上げてくれています。
上手な方は下塗りの段階で見事なものです。

漆喰やこの京壁など、やはり左官仕上げは空間をとても落ち着かせてくれます。
人間の目というのは、表面のわずかな凸凹やざらざらを感じ取りますし、
仕上げられた材料の持つ風合い。それは材料自体の重さだったり、光の反射率だったり、
複雑な色の深み。
そういったものを意識せずに見て感じ取れる能力があるんだと思います。

京壁などは、好みの差はあれど日本人にとっての漬物とかお味噌汁とか、
ホッとするもの。として同列かもしれません。
京壁の空間で庭を眺めながらお茶を飲んでいるとそんなことを思ってしまいます。


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by slowlide850 | 2015-05-20 10:40 | architecture | Comments(0)

夕景

窓から入る風が気持のいい休日の夕暮れ。
自宅はバーのようです。
もはや外へ飲みに出かける必要もありません。
ベットルームもついてますので、風にあたって
お酒を飲んで好きな時に眠れます。
我が家の幸せの図也。

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by slowlide850 | 2015-05-19 14:24 | life | Comments(0)

京都 その六

旅の最後は、念願の桂離宮です。

朝9時からの見学に胸をおどらせて、桂駅から歩いて向かいました。
桂川西岸の桂垣沿いを歩いてゆくと、御成門へたどり着きました。
通用門でチェックを受けて、
宮内庁職員の先導で一時間。園内を巡りました。
自分のペースでは拝観できないですし、
中島から書院をみることはできませんでしたが、
すばしい敷石、ちりばめられた意匠を堪能しました。

中でも書院のたたずまいは、目に焼き付いています。
美しいです。


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by slowlide850 | 2015-05-16 12:29 | architecture | Comments(0)

京都 その五

庭つづきで、大原の宝泉院の額縁庭園。
抹茶付でうれしい。

遠方をあえてさえぎるために植えられた竹林に、
遠近感を考慮して巧妙に配された植栽。
正面にはもはやクラーケンを連想させる五葉の松。
柱と梁で構成される日本建築と庭との関係が端的にわかります。
当然のことながら別荘である無鄰菴などとはちがう庭です。
規律的で堅い印象をうけます、なんとも背筋が伸びます。

庭を持たなくなった現在の都市住宅は、室内を明るくしようと
しますが庭に光があれば室内は、ほの暗い方がいいものです。

光の扱い方が、今よりももっと繊細だった時代が
日本にあったんだなぁと思わせてくれます。

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by slowlide850 | 2015-05-15 10:51 | architecture | Comments(0)

京都 その四

瓢亭でお腹を満たした後は、無鄰菴へ。
七代目小川冶兵衛作庭の庭は開園直後で人もおらず。
とてものんびり過ごすことができました。
カッチリとした日本庭園は苦手ですが、こちらは作り込んでいながら
自然な状態を作り出していて見事でした。

日露戦争の直前。無鄰菴会議で使われた洋館は窓も閉まっているせいか、
少々おどろおどろしく背筋がさむくなって早々に退散。。。

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by slowlide850 | 2015-05-14 10:53 | architecture | Comments(0)

京都 朝編

早々にホテルを出て南禅寺畔へ。
瓢亭別館にて朝粥。

床はなぐり仕上げ。きれいな柾目板張りの壁に庭。
料理はもちろんのこと、空間も目で楽しみました。

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by slowlide850 | 2015-05-13 14:39 | life | Comments(0)

京都 買い物編

うつわ京都やまほんへ。

シンプルな内装にグッときます。
さらに、錆び漆食器がいい味わいで、
欲しいものが増えてしまいました。

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by slowlide850 | 2015-05-13 14:10 | life | Comments(0)

京都 その参

京都の街を散策していると、「第2回京都ふるどうぐ市」なる催しを見つけました。

さっそく入って見てビックリしました。
会場は、元・立誠小学校というところで、開校は昭和3年。
貴重な建物内は、スチールサッシや天井には碍子に配線が巡り、
味わい深い空間です。
現在は閉校してイベントに利用されているそうで、古道具市にこれ以上の
場所はないようでした。

古道具も京都はおもしろいものばかりで、期せずしていいものを見ました。

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by slowlide850 | 2015-05-11 10:31 | life | Comments(0)

京都 夜編

数年前に京都を訪れた際に、たまたま通りかかったところに
とてもプロポーションのきれいな町屋があり、その屋号を頼りに設計者を調べた。
木島徹さんだった。
ホテルからも近いこともあり、今回は木島さん設計のバー「うえと」へ行く。
すてきな内装とおいしいお酒と面白いマスター。
すばらしい一日のしめくくりでした。

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by slowlide850 | 2015-05-07 11:07 | architecture | Comments(0)