akimichi design nikki

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ROOFf 竣工撮影

ROOFfの撮影に行く。

撮影はいつもお願いをしているグラフィックデザイナーの石曽根さんに依頼した。
屋上にある小屋なので撮影の引きもなく。光も悪い中で奮闘頂いた。
とくに、ものすごい強風の中で隣家建物の手すりもない塔屋に上っての
撮影はかなり恐ろしく二人で肝を冷やしたが、おかげでこの小屋の俯瞰写真が撮れてよかった。

以下写真は私が撮ったものなので、竣工写真は後日アップします。

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ちゃぶ台は、共同設計者DOOGSDESIGNの中島さんの設計。
ユーモラスなこの小屋のスケールにちょうど合っています。

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by slowlide850 | 2014-03-18 17:58 | architecture | Comments(0)

キッチンカウンター

こちらは、築9年を経た住宅のキッチンカウンターの入れ替え。
本日設置なのでチェックに行く。

以前設置されていた業務用のカウンターとガスレンジに替えて、
天板はステンレス、家具部分はホワイトラワンをクリアウレタン塗装にしている。
問題もなく、スッキリと納まってくれた。
たしかな仕事で気持ちがいい。

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by slowlide850 | 2014-03-17 16:18 | architecture | Comments(0)

ひなたぼっこのための小屋。

ROOFfの設計検査が行われました。

デッキ工事も終えて、外壁の塗装も施してました。
なんだか屋上にポトンっと産み落とされたような感じで、なかなか面白い建物です。

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壁厚わずかに60mm。
用途は「ひなたぼっこ」です。
静かな屋上でのんびりと時間をたのしむための小屋。
使う時期も決まっていて、基本的に春と秋。陽の暖かい冬はちょっと使うけど、真夏はもう使わない。
なので断熱材は入れていません。(床下にだけはいれましたけど)
そんな割り切りのよい、ミニマルな屋上にある別荘?のような建築です。

ザ・家型にしたのは、この空間がちょっとした非日常的空間なので、
既存の建物から切り離なして「独立したもの」を意図して設計しました。
既存建物と文脈をわけたかったんです。
そうすると、光も風もずっと感じ方がかわるものだと思いますから。

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来週には、クライアントの検査も終えて引き渡しができそうです。
また、竣工写真を撮ってアップします。
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by slowlide850 | 2014-03-14 20:04 | architecture | Comments(0)

新橋Tビル 中間検査

新橋Tビルの中間検査が行われました。

一定規模になると工事途中に検査機関などのチェックを受けるのですが、
これを中間検査と言っています。
検査はとくに不備などの指摘はなく無事終了。
いつもの木造とは違い、構造のチェックがシビアですが問題ありません。

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構造は柱と梁のシンプルな構成でブレースはありません。
今はまだ外壁も開口のガラスも手すりもなく、この状態で2・3階へ上がった解放感はたまりません。
椅子とテーブルでも用意して、ゆっくりコーヒーでも飲みたくなる(笑)

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3階のバルコニー部も、とても雑居ビル街とは思えない気持ち良さです。
バーなどのテナントを想定して設計しましたが、これは狙い通りになりそうです。

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最後に検査終了後に、「じゃあこれ」っと言って検査合格シールをもらいました。
シールなんてはじめてもらいました。
なんだか、「よくできました」とご褒美にもらったようで笑えます。

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来週からは、外壁を設置していきます。
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by slowlide850 | 2014-03-12 16:00 | architecture | Comments(0)

土地探し

設計依頼では土地探しから一緒に関わらせてもらうこともあります。

こちらは最終段階で購入とはいたらなかった土地なのですが、
土地の購入を決める判断の難しさを感じたので書いておきます。

千葉県の某所。
台地が終わる南向きの更地の土地。南側に擁壁があり、擁壁の下側には急こう配の斜面がつづく。
斜面下から台地までは、およそ11mほどの高さがある。
いわゆる「がけ」を持つ土地です。
ゆえに眺望と採光に関しては申し分のない素晴らしい土地です。

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                ・斜面下の道路より(コンクリート擁壁が敷地)

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                ・台地上からの敷地全景。擁壁に支持されて土地自体は平らです。

土地探しを続けていたクライアントさんから、「良さそうです」と報告をもらい、ちょうど正月休みでしたが返上して敷地を見に行きました。
なにせ、土地探しは即断即決の要素が強いものです。
どうしても、ほかにも探している方もいるので競争になってしまいます。
とにかく飛んでいってクライアントと一緒に土地を見ます。

事前の下調べなども併せて見ていくのですが、この土地の大きな問題は擁壁です。
東側の擁壁がパックリと割れています。

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開いた口がすでに崖側に動いています。
誰が見ても構造的に破たんしています。、この擁壁は使えません。
今すぐ崩壊はしないでしょう。
むしろ解体した上屋がなくなったのでかかる荷重は減ってはいます。
予算があれば擁壁を作り直すか、擁壁を解体して建物の基礎で支持するなど新たな構造物で安定させないといけません。
使えたとしても、擁壁の構造計算書がないので法的に無効で新たな建物の荷重はかけられません。
概ねこうしたことで、がけを含む土地はコスト増につながるので、土地の安さだけでは判断できない。
一般に言われるように、設計者なり専門家と相談して購入する方がよいわけです。
擁壁の問題だけでいうと、予算によってはこの土地は買ってはいけない土地です。
実際、前の購入希望者はあきらめたと聞きました。

ところが、クライアントには購入を勧めました。
もちろん、土地の問題点と擁壁が使えない事といった話を伝えた上で、
光も空も風も、ここでは何にもさえぎられることがない。この土地だけが持つ気持ちの良さについても話しました。
付き合いの長いクライアント夫婦には小さな娘さんがいますが、この環境で育てられたら申し分ないのではないか。
勝手ながらもそうも思いました。そうして、そのことを伝えました。

もちろん根拠はあります。
この土地の広さを考慮して、工夫次第でなんとか擁壁から離れて建物をつくり、
千葉県のがけ条例を守りながらも計画可能であることからです。
そして将来的に擁壁を新しくする。段階的な計画でこの土地の購入を提案しました。
予算、安全性、行政の法規制を事前に調査しておいたことで、購入の判断がその場でできましたが、
この擁壁の扱いには迷いました。
しかし、購入の最終段階で土地のオーナーが知人に売るという。
なんともしがたい理由で購入には至りませんでした。これもありがちな話です。

土地は出会いであり、縁も必要なのでしょう。
土地探しも最初は楽しくて、その間に見つかれば儲けものですが、
忙しい生活の中で探し続けるのは楽しみから妥協に変わることもあるでしょう。
それでもまず気に入ることが一番だと思います。
例え条件がよくても気に入らないのであれば、あきらめずに探すことが肝要なんだと思います。
プロセスを踏んだ計画はおのずと実り多きものになる。そう思っています。
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by slowlide850 | 2014-03-11 13:36 | architecture | Comments(0)

ウェアの恥ずかしさを乗り越えて

今年は大雪もあり、なかなかロードバイクに乗れない日々。
運動していると、逆にしない方が気持ち悪くなる。
この日久しぶりに漕ぎ出すと、寒いけれど気持ちがいい。
いつも走るコースで40kmほど。
疲労感もいいけれど、なにより無心に走ると気持ちがスッキリとする。

入門用のロードバイクを購入した時は、この種の人たちが着ている
あのピタッとしたウェアは自分では着るまい。っと思っていた。
あのウェアの本気な感じにひくし、どこかナルシズムを感じてしまう・・・
下手にお腹が出ていても見れたものではない。

しかし、スピードの出るロードバイクで60kmほど走れるようになった頃、
文字も色を一切入っていない、もっとも地味そうな真っ黒のウェアを買って
着てみると、「あ~そういうことですか」と納得した。
専用のウェアを着ると着ないとでは、疲れ方がまるで違う。
素人でもスピードが出るロードバイクは、風圧が少ないにこしたことはないんである。

今でも、恥ずかしくてチームやメーカーロゴの入ったウェアは着れないので。
とにかく地味で本気度の低そうな黒いウェアを着て、多摩川などを走っている。
全身真っ黒なせいで冷静に見ると、ちょっと「もじもじくん」と化してはいるが・・・

さてこれから、自転車にはいい季節のはじまりです。

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by slowlide850 | 2014-03-10 14:54 | roadbike | Comments(0)

事務所 便り

監修している小さな改装工事をお願いした現場監督さんから、ユニットバスの納期が3ヶ月かかります。
と言われた。驚愕の納期である・・・

クライアントは、暖かくなってからの工事でかまわないと言ってくださった。とのことで一安心ですが。
震災から3年、復興特需で建材もなければ、職人さんもいないことは広く報道されています。

建設需要はピークだった頃に比べると震災前はその半分近くに落ち込んでいる状況で、
供給量そのものが低下していましたし、
建設業就業者はピークから3割も減っているところに、
震災に消費税に東京オリンピックなものだから、
すべてのバランスは狂ってしまって、これはもういたしかたない状況です。

おもしろいのは、私のまわりの設計事務所や工務店関係の方々は、消費税もオリンピックにも反対なこと。
ハウスメーカーや大手ゼネコンやその関係でもないと、住宅を中心としている事務所も工務店も
そんなには恩恵にはあずかれないものです。
なのに、資材不足に職人不足などの問題ばかりがまわってくる。
はた迷惑な思いをするばかりで、なんだかなぁってところです。

よく増税で忙しいでしょう。と言われますが、
そんなわけで、十把一絡げでもないんです。
むしろ、ユニットバスや建材がない方が困りものですから。
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by slowlide850 | 2014-03-05 11:48 | architecture | Comments(0)

”たのしい建築”―組み上がりました。

ROOFfの構造は壁も屋根も厚さ36mmの杉材パネルを使っており、柱や梁などはありません。
妻側に壁はなくトンネル状になっているため、屋根によって発生する「開く力」は妻側に渡した
2本の鴨居だけで支持しており、とてもシンプルな構成となっています。

現状では組み上げの為の仮の支持部材が入っていますが、
それでもどこか模型のような雰囲気もあって面白いです。
この後、外壁と建具を設置します。

ユニット化が容易にできるので、いっそ売り出してしまおうか。と
現場では工務店さんと盛り上がりました。
たしかに、仮組状態でトラックにも載るし、
バラした状態からでも組立はわずかに2時間。あり得ない話ではないです(笑)

庭や屋上に、こんな離れがあったら、きっと子供たちは大はしゃぎでしょう。
独立した図書室なんてのもいいかもしれません。
いろいろ使い方を生みそうな遊び心のある”たのしい建築”進行中。

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by slowlide850 | 2014-03-04 17:09 | architecture | Comments(0)