akimichi design nikki

上座の家 トップライト

上座の家を設計する際に頭から離れなかったのは、
「包まれるような家にしたい」という思いです。

どうしたら家に包まれている安心感・心の落ち着きを得られるのかと。
日々ずいぶんと考えあぐねました。
包まれる家というと小さな頃に家の庭や、空き地に作っていた秘密基地が最初に頭に思い浮かびました。
自分だけの空間。秘密のわりに夕飯になると母親が呼びに来てしまいますが・・・

かまくら(雪洞)にも包まれる感覚を強く覚えますし、
そして、モンゴルの遊牧民が使うパオ(ゲル)へ入った時にも心の落ち着きがありました。
上座の家では、そんな心の落ち着きを生活の根底に置きたくて計画しました。

妻屋根のできるだけ頂部にトップライトがあるのは、パオ(ゲル)の影響で
できるだけ家の中心部に光を落としたかったからです。

この日現場ではトップライトが開き、それまでとまるで違う空間ができていました。
開口一つで何もかも変わります。

b0131531_17535878.jpg

[PR]
by slowlide850 | 2015-10-06 18:13 | architecture | Comments(0)