akimichi design nikki

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不屈

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オープンハウスなんかでは涼しい顔をして、お越しいただいた方々をご案内させて頂いていますが、
ここまで携わらせて頂いた案件は一筋縄ではいかないものが多かった。

おかげさまでお施主さん方には本当に恵まれているのですが、
敷地条件に難しいものが多くて、お施主さんには「問題クリアしました」と数行で報告している裏では、
必死に行政との折衝を繰り返したものもあれば、あまりの狭小地にコストが高くついてしまったり。

設計というのは日々机に向かって図面を書いているもの。とみなさんは思うでしょう。
でも実際はこうした折衝やそのための事務作業がとても多い。
所謂クリエイティブなイメージとは程遠く、やはり物づくりとは地味な積み重ねが全てにして近道。

しかし厳しい条件下での仕事に設計スタンス自体はとても鍛えられた。
物事というのは「とにかくあきらめない」この一言に尽きる。
いつの世も人を動かす力は「熱」だろう。

by slowlide850 | 2017-11-30 11:45 | architecture | Comments(0)

煙たなびくとまやこそ

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幼いころは落ち葉の季節になると、集めた葉を庭で燃やしていた。
たまにサツマイモをアルミホイルに包んで、その火に入れるとほっこりと美味しい焼き芋ができた。
寒い中でほおばると美味しい。
早い日没で暗くなった庭で、赤くチリチリと残る火を見ているのも好きでした。

はて狼煙か!?と思うほどに立派な焚火の煙になんだろうか懐かしくなる。
と同時に歌われるくらいに、やはり日本的な原風景だなとも思う。

by slowlide850 | 2017-11-27 17:02 | life | Comments(0)

Primitive

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美術館に飾られた火焔型土器。
北斎が圧倒的な波の表現を『神奈川沖浪裏』で成し遂げたとすると、
火焔の表現を成し遂げたのは縄文人でしょう。
未だにエネルギーを放出しているような、なんというか根源的な生命力みたいなものを感じる。



by slowlide850 | 2017-11-25 15:27 | architecture | Comments(0)

尾花

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夕日を浴びて輝くススキが風に揺られている。
こんな風景を見る度に秋はもっと長くてもよいのにな。と思います。


by slowlide850 | 2017-11-23 12:08 | life | Comments(0)

富士屋ホテル

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珍しく食べものの話。
箱根に行った折、ちゃんと見たことがなかったので富士屋ホテルに立ち寄って見学。
建物は笑ってしまうほどの和洋折衷ぶりに少々辟易したものの。
昔ながらの回転扉を押して入るレストランのカレーは美味しかった。
ここまでしっかりと給仕して頂く「カレー」というのもこの先ないかもしれない。
そして評判通り、水が美味しい。
レストランの隣には、それはそれは素晴らしいクラシカルな雰囲気のバーが。
この水で加水したウィスキーはきっと美味しいのでしょう。



by slowlide850 | 2017-11-21 23:17 | life | Comments(0)

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野天傘といえば朱色。
箱根美術館の茶室真和亭とその茶庭に拡がる真っ盛りの紅葉にもこの朱色が映える。
朱色は軒下の影や外壁の濃い柿渋の色と対比になるとまた美しい。



by slowlide850 | 2017-11-20 10:29 | architecture | Comments(0)

光の住処

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江の浦測候所の光。
by slowlide850 | 2017-11-16 17:11 | architecture | Comments(0)

江の浦測候所

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現代美術家 杉本博司が人生の集大成という作品を見たくて、小田原の「江の浦測候所」を訪れる。

予約制で2時間滞在できる。訪れた日は快晴。
湯河原に仕事でよく通ったので小田原の海は見慣れていたハズなのにここは違った。まるで違う海を見ているかのよう。

そして、この場所も作品もあまり語ってしまっては意味がないような気がします。
そこに身を置かない限りわからない。記憶に深く残るような経験でした。




by slowlide850 | 2017-11-13 10:58 | architecture | Comments(0)

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「霧」と「靄(もや)」にはちゃんと定義があるらしい。「靄」の方が視界が効くということらしい。
山間部の靄は山水画のようで美しいし、湖にかかる靄は幻想的。

雪もそうだけれど靄も「形」から輪郭を消してしまう。
どこかこう角張った主張を消してしまうような美しさがあって、どうしたって形を作り、
一定の考えの下に建築を作っている身からするとないものねだりのような美しさをそこに見てしまう。
自然にはかなわないし、自然はいつもとてつもなくかっこよくてズルい。



by slowlide850 | 2017-11-06 11:46 | architecture | Comments(0)

silent matter

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空間に静けさがあると呼吸が深くなり、ゆっくりとなる。
「落ち着く」とはそういう時の感覚だと思って空間を作っています。


by slowlide850 | 2017-11-02 11:00 | architecture | Comments(0)