akimichi design nikki

<   2016年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧

地鎮祭

「緑町の家」の地鎮祭が行われた。
なにより工事の安全、無事竣工を願う。

はじめてこの敷地を見に来た時から1年半が過ぎている。
その設計期間を考えると、この地鎮祭も感慨深い。

クライアントには月々の打ち合わせを積み上げて頂き、晴れてこの日を迎えている。
きっと土地の神様も、にこやかに工事着工を祝ってくれよう。

b0131531_1553254.jpg

by slowlide850 | 2016-07-28 15:18 | architecture | Comments(0)

合歓木

合歓木はネムノキと読むと、ネムノキが我が家のリビングに来て初めて知った。
今、ネムノキは決まって18時30分くらいから葉を閉じて眠ってしまう。

買ってきた頃、子供のようにずーっと目を凝らして葉が閉じるのを見ていたけど、
ゆっくりとでも確実に閉じてゆく様は面白い。あたりまえだけど、生きているなぁと感じる。
そうして毎日水やりしていたら、すっかり新芽がでて大きくなってますます楽しい。

b0131531_17513520.jpg

by slowlide850 | 2016-07-27 17:57 | life | Comments(0)

建具

既製品のアルミサッシ自体は機能・性能ともに、とても優秀な建具です。
ただ優秀ではありますが、魅力的な建具ではないでしょう。
製作の木製建具やスチールサッシがもつ風合いをアルミという素材は持ちえず、
経年変化にも味わいがないからです。

上座の家のLDKは製作の木製建具になっています。
ローコスト住宅ですが、ここはクライアントとともに頑張って死守した部分です。

FIX窓と引き込みできる開口部との組み合わせで風も入りますし、
上下の枠材が見えてこない、すっきりとした納まりで庭との距離感も近く感じるものです。

ダイニング側の窓の高さは、座ってちょうどいいように低く。
リビング側は、高くしてあり光も入ります。

ダイニング側の丸柱は杉材で塗装しておらず、これは年月を経て飴色に変わってゆく
楽しみを味わってもらうためです。

暮らしの豊かさは、やはりこうした素材面から恩恵を受けることが多いなと感じます。
既製品サッシは便利ですが、箇所毎にうまく使い分け、できればリビングなどには
製作物の建具で生活してもらいたいなと設計しています。

b0131531_143552.jpg


b0131531_134617100.jpg

by slowlide850 | 2016-07-22 14:09 | architecture | Comments(0)

日暮

この時期、事務所裏の林はヒグラシの林となり、
物悲しい夏の夕暮れの音が聞こえてくる。

しばし、事務所のBGMを消して聞き入る。
これだけでも涼感があり、季節を感じる。

b0131531_194583.jpg

by slowlide850 | 2016-07-20 18:49 | life | Comments(0)

バラック

とある駅前の密集地の一角が取壊されてバラックがあらわになっている。
戦後の特別立法バラック令というのがあったというが、
こういう建物はその時期のものなのだろうか。

それにしても、なんだろうか力強さを感じる。
めちゃくちゃな素材の乱立。朽ちようとする材料。
それでも表側に回れば、どれもお店が入っている建物で現役。

戦後の闇市のエネルギーが今も建物に宿っている。そんな風に感じる。

b0131531_18133825.jpg

by slowlide850 | 2016-07-19 18:19 | architecture | Comments(0)

写真

「アルバレス・ブラボ写真展」
~メキシコ、静かなる光と時

世田谷美術館のブラボ展を見に行く。
いつもながら、美術館の駐車場からは公園内を横切って歩いていくことになる。
雨にも濡れるし、夏の暑さ中も歩く。

本来は長すぎる動線はよくないけれど。後付けで設けたこの駐車場は結果的に
美術館に横付けしてすぐに入る美術館よりもずっといい。

展示が良ければよいほどに余韻を残して緑の中を歩けるから。

静かで詩的な写真が素晴らしい。
メキシコの光は強烈なイメージがあるけれど、どんな光にも静寂さや詩的さがあるのだとわかる。

b0131531_11434791.jpg

by slowlide850 | 2016-07-11 11:49 | book | Comments(0)

音楽

ここのところ事務所に流れる音楽。

トビアス ヴィルデン tobias wilden。
ドイツの人。
youtubeにあげられた、大好きなニックドレイクのコピーがとてもよくて、
しみじみと聞いている。

b0131531_15535019.jpg

by slowlide850 | 2016-07-07 15:58 | music | Comments(0)

「風の流れる家」というのは、うちの事務所にとっても大事なテーマ。

大学で建築学科ではなかった私が唯一行きたかった研究室が流体の研究室だった。
当時はカーデザイナーにあこがれていたから。。。
結果というと願いはかなわず、プラスチックの流動特性で卒論を書くことになり、
少々本筋とは異なったが根本的な流体への興味は変わらない。

住宅の設計となると周辺環境のデータもないので、風の流れをシミュレーションとまでは
なかなかいかない。
結局は設計者の経験則に頼るのが現状。
なので一時期は少しでも経験則を増やしたくて風速計を持ち歩いてあちこちで測っていた。

見えないものを考えることは難しい。
建築とは意匠がよければそれでよいものではない。
室内の環境が暮らしやすくて初めて意匠が成立するようなもの。

b0131531_14315725.jpg

by slowlide850 | 2016-07-07 14:36 | life | Comments(0)