akimichi design nikki

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吉屋信子記念館

鎌倉の由比ガ浜駅からほど近い「吉屋信子記念館」
設計吉田五十八による改装。

吉田五十八の玄関はどれもいい。
そっけないけれど、きっちりしていて。

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by slowlide850 | 2015-10-30 20:06 | architecture | Comments(0)

からすやま

自宅兼事務所のあるこの烏山地域というのは、読んで字のごとしカラスが多い。。。

とくに春から夏の朝には、近所のテニスコートで朝練をする女子学生の
甲高い運動部系の掛け声と、カラスの鳴き声という高音域で起こされるのでなかなかうるさい。
多い時には20羽くらいは飛び交っていて、
自宅裏の雑木林でもひときわ高い木のてっぺんに代わる代わる陣取ったカラスが、
なにを言っているのか、威勢よくしゃべっている。

とはいえ、おそらく昔から鳥が群生していたことでついた烏山地域だろうから、
彼らの方が先住者であろう。
そんな街に、関東大震災で下町から焼け出された寺院が今では26も集団移転した地域なので、
周辺は見事なまでにお寺ばっかりである。
烏山寺町というのが正確な名称にも思える。そしてカラスと寺はなぜかよく似合う。

カラスとお寺で、どれだけ魅力的な街に見えるかわからないが。
テニスコート以外は静かで、時間がゆっくりと流れている感覚が気に入っている。

そして、我が家は戸建てであるがよく上階に住人がいるがごとく音がする。
カラスの皆さんが、陸屋根にたまった雨水に水浴びにいらっしゃるせい。

一度、あまりにも節度がない騒ぎっぷりに下からホースで水をかけたら、
次の日そのホースにべっとりとフンがしてあった・・・
恐るべし報復攻撃。マフィアのような脅しの手口に震え上がり、
以来敬意をはらってお付き合いしている。

そんな烏山のゆるキャラが「からぴょん」
ぜひ我が家の屋上にも水浴びに来てもらいたい。。。

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by slowlide850 | 2015-10-28 11:15 | life | Comments(0)

桜花園

葉山の桜花園へ行く。
桜花園は古道具屋というジャンルなんでしょうけど、
これだけの建具があると一般向けというよりはプロ向けでしょうか?

最近探しているのは一般的な古道具もですが、古い建築金物です。
現行でカタログに載っているものは、ハウスメーカー向けばかりでどうもなじめず・・・
まず概ね製品が大きすぎますし、真鍮などの味の出る素材のものはほとんどありません。

湯河原の旅館石葉改装時にも、もはや数寄屋で使える金物がろくに流通していない
現状には改めて驚きました。
そうなるともはや古道具で探すことになります。
で桜花園のような店を時間を作っては見に行き、都度必要なものを物色。

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by slowlide850 | 2015-10-26 11:51 | life | Comments(0)

上座の家 屋根葺き

上座の家の屋根材は、ガルバリウム鋼板の波板です。
住宅の屋根にはほとんど使われない材料。

あえて採用したのはコスト面からで、材自体はやはり安価です。
光取りのトップライトも、波板とすることでトップライトの費用も抑えられます。
採用理由のもう一つは、丁寧に扱えば美しい屋根となる材料だから。

波板というと、どうしても先入観があって
まぁガレージの屋根くらいならいいけど母屋にはね・・・くらいの扱いでしょう。
でも簡素な材料でも扱い次第で変わるものです。
職人さんとビスの位置・本数まで細かく打ち合わせたこともあって、
実際、葺きあがった屋根はシャープできれいです。

下部の黒いラインは雪止めの材です。

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by slowlide850 | 2015-10-23 13:43 | architecture | Comments(0)

上座の家 トップライト

上座の家を設計する際に頭から離れなかったのは、
「包まれるような家にしたい」という思いです。

どうしたら家に包まれている安心感・心の落ち着きを得られるのかと。
日々ずいぶんと考えあぐねました。
包まれる家というと小さな頃に家の庭や、空き地に作っていた秘密基地が最初に頭に思い浮かびました。
自分だけの空間。秘密のわりに夕飯になると母親が呼びに来てしまいますが・・・

かまくら(雪洞)にも包まれる感覚を強く覚えますし、
そして、モンゴルの遊牧民が使うパオ(ゲル)へ入った時にも心の落ち着きがありました。
上座の家では、そんな心の落ち着きを生活の根底に置きたくて計画しました。

妻屋根のできるだけ頂部にトップライトがあるのは、パオ(ゲル)の影響で
できるだけ家の中心部に光を落としたかったからです。

この日現場ではトップライトが開き、それまでとまるで違う空間ができていました。
開口一つで何もかも変わります。

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by slowlide850 | 2015-10-06 18:13 | architecture | Comments(0)

ナイトライダー

CS放送で、懐かしの海外ドラマをやっているんですが、
とりわけナイトライダーは懐かしい。

放送当時、小学生の私は食い入るように見ていました。
登場するナイト2000という車がかっこよくて、
ラジコン雑誌の片隅に入荷情報を見つけて、
家から往復20キロ離れた模型店まで自転車で輸入物のプラモデルを
買いに行った記憶がよみがえります。

当時はエアーウルフという米ドラマもあり、こちらも輸入物のプラモデルを作っていました。
おそろしく金型精度の低いプラモデルに悪戦苦闘した思い出があります。
日本のプラモデルの精度の高さを知り、日本の技術力を初めて肌身で知った時でした。

今はもうTVにかじりついて何かを見ることなんてありませんし、
プラモデルも作らなくなりました。
ただ代わりに、建築はかじりつくように見て回っているし、
建築模型は作っているので、やっていることは何も変わっていないなぁ。
いったい成長とはなんだろう?とナイトライダーを見ながら思います・・・


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by slowlide850 | 2015-10-01 10:35 | life | Comments(0)