akimichi design nikki

明暗

b0131531_20500417.jpg
老欅荘の障子。
引きこまれるような世界。

# by slowlide850 | 2017-10-15 20:58 | architecture | Comments(0)

光の住処

b0131531_09545456.jpg
こういう写真をよく撮ります。
光にも住処があるのかもしれない。
いい光はいい空間に住んでいる。

# by slowlide850 | 2017-10-13 10:09 | architecture | Comments(0)

結晶

b0131531_10165531.jpg
ここのところストームグラスを眺めるのが日課。

ティアドロップ型のガラス容器内の液体が天候によって結晶化したり溶解したりと変化するというのだけど、
なんで変化するのかはよくわかっていない。ということらしい。
たしかに日によって変化するので眺めてると面白い。メンタリティはクラゲを眺めているのに近い気がする。
とくに大きく葉状に結晶化すると、とてもきれいだ。
机の上に置ける自然現象って感じでお気に入りの一品。



# by slowlide850 | 2017-10-12 11:43 | life | Comments(0)

おもてなし住宅

b0131531_18320259.jpg
師である前職事務所リオタデザインの関本さんが本を出された。
分類は建築専門書ですが、一般の方も楽しめる内容にされていてとても読みやすい。
私も独立して丸5年。本には退所後に竣工した数々の住宅のディテールが載っていて面白いです。
しかし一番面白いのは、私もその「おもてなし住宅」に住んじゃっているということでしょう(笑)

※元スタッフである私は現在、師が設計を手掛けた「CRANE」という住宅に住んでいます。


# by slowlide850 | 2017-10-11 18:58 | architecture | Comments(0)

遠山記念館

b0131531_09572317.jpg
秋晴れに埼玉は川越の北、川島町にある「遠山記念館」を見に行く。
竣工昭和11年。日興證券の創立者の大邸宅で、当時の銘材・名工を集めて普請された。

ただ悲しいかな、たいてい贅を尽くした建物によいものはないのは、経験上よく知っている・・・
これ見よがしな装飾過多や西洋かぶれの洋館のたぐいはたくさんあるので、ちょっと警戒してこの日まで来なかった。

遠山記念館はというと、たしかに少々装飾過多だろうか。
しかしびっくりしたのは、その施工技術の高さ。大工・左官・指物師のすばらしい仕事が見られる。
気がつかないような細部まできちっと仕事がしてある。良い材ばかりで、築80年後も狂いもなく整然と納まっている。
設計の上でもいい勉強になる。

ただやはり生活がわからない。この手の邸宅につきものの暮らしというものがうまく感じ取れない。
西棟とよばれる数寄屋造りだけは、暮らしのにおいを感じるなっと思っていたら、
そこは母の安住のために設けられたとあり頷ける気がした。



# by slowlide850 | 2017-10-10 10:42 | architecture | Comments(0)

住宅ローンアドバイザー

b0131531_09512920.jpg


設計という仕事からすると職域外ではある「住宅ローン」に関してですが、実際には密接なことが多いものです。
当然、お施主さんからいろいろな質問を受けることがあります。

設計事務所での家づくりにはつなぎ融資が必須だったり、建売や注文住宅などと違うローン設定をすることが多い。
フラット35Sであれば仕様などの技術基準の設定があり、コスト増となり一概にはメリットデメリットが把握しにくい。
二世帯の場合や借地権が絡む場合のローン選択なども、ちゃんとした知識がないとアドバイスのしようがない。

実際、数年前にはお施主さんが施工会社指定というローンを組まれていたことで、
最終的にローン会社によって設計した住宅の工事監理から外されてしまうという苦い経験もしました。
そんなこともあって、しっかりと知識を身に着けたくて今回「住宅ローンアドバイザー」の資格を取得しました。

もちろん資格があるからと言って、私がどこどこのローン会社でこの商品で組んでくださいと指南するわけではなく、
あくまでも、お施主さんへの疑問や不安感の解消が目的です。
家づくりの全体像をより広く把握し、特にコスト面における設計者としての技量を向上させたいと思っています。




# by slowlide850 | 2017-10-02 19:37 | architecture | Comments(0)

機能から生まれる形

b0131531_17391655.jpg
一見するとバスタブのような造形の階段手すり壁。
「階段ホールがほしい、そしてそこに本棚を」という要望の答えがこの形になっている。
広い階段ホールは面積制約上作れず、廊下付きの本棚が精いっぱい。
でも、手すり壁を曲線にして少しでも床面積を増やすとちょっとホールのような趣になって、
人が佇みやすくなる。

奥にある梯子で屋上に上がれて、ハッチからは光が入り、風も抜ける。
梯子が床に接地していないのは、掃除機がけで邪魔になるから。

機能から生まれた形が空間を構成している。



# by slowlide850 | 2017-09-27 17:51 | architecture | Comments(0)

薫るような和

b0131531_21362380.jpg
ちょっとだけ薫るような「和」というのが好きです。
好きで茶室や数寄屋、古い伝統家屋などをよく見に行くのですが、
だからといってしごく日本的な建築を設計するわけでもありません。
多分に影響は受けていても、それは自分の礎になっているもので「薫る」くらいに出てくれるといい。そう思います。
料理でいうと隠し味よりはもう少し存在感のある出汁?

画像は丸柱を使ったコーナーの納まり。
どこか「和」なところが丸柱の面白いところかもしれません。
元々木材は必ず丸い。そんなことを考えるあたりがそもそも「和」なのかもしれません。


# by slowlide850 | 2017-09-21 22:02 | architecture | Comments(0)

「にびいろの舎」竣工写真

b0131531_16123188.jpg
「にびいろの舎」の竣工写真をHPにUPしました。

今回は写真家西川公朗さんに撮影をお願いしました。
当初5月の予定が度重なる雨で2回の順延を経て撮影できたのは、すっかり夏の陽射しとなった7月。。。
強い光の下で撮れるものか心配しましたが、うまく撮ってくださいました。

設計する上で大事にしていることは、いろいろとあるのですが。
ひとつは機能的であること。暮らし易さはなにものにも勝ります。時に住宅とは優れた道具であるべきだと思います。
お施主さん方の個性を投影することもよく考えます。設計中は「この設計で楽しく暮らせるかなぁ」とよく思案します。
この先何十年も暮らすわけですから、自分たちと共感や共鳴する「家」であってほしい。
そんなことを考えながら設計を進めます。

そしてもう一つ。日々の暮らしのシーンを照らす光とはどうあればいいだろう?
これも大切にしているテーマです。
このテーマに沿って初めて設計したのが「上座の家」でした。
この「にびいろの舎」でも引き続き、大切なテーマとして設計をしています。
そして西川さんに撮影依頼したのは、きっとそんな光を捕らえてくれると感じたからです。





















# by slowlide850 | 2017-09-14 18:25 | architecture | Comments(0)

残像

b0131531_17500662.jpg
久しぶりにちひろ美術館・東京を訪れる。
何度訪れてもいいです。大きさが美術館というには小さな部類でどこか住宅に通じる空間がある。
そこにとても惹かれます。

建築というのは残像のようなもので、しっかりと言葉に現せたりするようなものではないといつも思います。
それは、いい映画を見た後に残っている感覚などに似ていると思います。
いい映画だったという満足感やストーリーへの共感。細かなディテールでなく、そこにある世界観が残る。
そういった心象的なものとして建築もまた感じ取られている。

意識に残るからには、どこかで感性が空間と呼応しないと残らない。
残像を持つ建築はきっといい建築なのではないかと思います。

もちろん、それを生み出す側はどの世界でも同じで、残像だけではダメで「理解」に至らなくてはいけないのですが。
ただこうして、もう何度も訪れているとそういった面倒な分析作業は消えて行って、ただ居心地がよくなってくる。
この日も2階の椅子に座ってボーっと外を見ている。
風にあおられる木々を見ながら、さっき庭に出て刺された蚊がかゆくて掻いている。
意外とそんなことと建築がくっついても意識に残る。そういうところが建築の面白さだなぁと思う。




# by slowlide850 | 2017-09-11 18:48 | architecture | Comments(0)